CSA Data UploaderのUI改善を行いました(ジョブ実行ジョブ)
はじめに
クラスメソッドが展開しているデータ統合基盤サービス『CSアナリティクス』(以降"CSA")のプロダクト群の1つ、『Data Uploader』をメジャーバージョンアップ(v2.0)しました。バージョンアップの内容はジョブ画面のリニューアルによるUI改善、エクスプローラ機能の追加となります。
今回はリニューアルしたジョブ画面のうち、ジョブ実行ジョブについて紹介したいと思います。
ジョブ実行ジョブとは
CSA Data Uploaderでは作成出来る「ジョブの定義」に幾つかパターンが存在します。「ジョブ実行ジョブ」はその中の一つであり、『予め作成してあるジョブ(=子ジョブ)を実行するためのジョブ(=親ジョブ)』となります。
「ジョブ実行ジョブ」については以下の過去エントリーなども参照ください。
『Data Uploader』で実践!複数のジョブをまとめて実行 #データ統合基盤 #CSアナリティクス
ジョブ実行ジョブの作成
実際にリニューアルした画面でジョブ実行ジョブを作成し、新しくなった画面を紹介していきます。シナリオとしては、事前に作成してあるプログラム実行ジョブ・ファイルアップロードジョブを実行するものとなります。
ジョブ一覧より[ジョブを作成]を押下します。
[ジョブの追加]ダイアログが表示されるので、任意のジョブ名を入力し、ジョブ種別に[データアップロード]を選択して[作成]ボタンを押下します。
ジョブ一覧に作成したジョブが表示されるので、そのジョブ名を押下します。
[ジョブ詳細]画面が表示されます。この画面は今回リニューアルしました。画面右側に灰色の表示枠が追加されました。ここにはジョブが実行する処理がフロー形式で表示されます。処理を追加するため[編集]を押下します。
[編集]を押下するとジョブの編集ダイアログが表示されます。このダイアログも今回リニューアルしました。まずは[プログラム実行ジョブ]を追加するため、左上の[ジョブ種別を選択してください]を押下し、[プログラム実行]を選択します。
[ジョブを選択してください]が表示されるので、予め作成されている任意のジョブを選択します。
フロー欄に[プログラム実行]ジョブのボックスが追加されます。
次に[ファイルアップロードジョブ]を追加します。先ほどと同じように、画面左上の[ジョブ種別を選択してください]を押下して[ファイルアップロード]を選択し、その下の[ジョブを選択してください]より予め作成されている任意のジョブを選択します。
[ファイルアップロードジョブ]ジョブがフロー欄に追加されます。実行したい任意のジョブが全てフロー欄に表示されているのを確認したら、右上の[保存]を押下します。
[ジョブ詳細]画面のフロー欄に設定した一連の処理が表示されます。修正したい場合などは、再度右上の[編集]を押下することでジョブを再編集します。
ジョブの実行スケジュールや詳細などを入力して[保存]を押下するか、即時実行したい場合は[保存して実行]を押下して、ジョブ実行ジョブの作成を終了します。
まとめ
CSA Data Uploaderでリニューアルしたジョブ実行ジョブの紹介でした。
なお、CSA Data UploaderのUI改善については、メジャーバージョンアップ(v2.0)のタイミングで以下の画面・機能についても対応を行っています、合わせてご覧頂けますと幸いです。
- CSA Data UploaderのUI改善を行いました(データアップロードジョブ&ファイルアップロードジョブ)
- CSA Data UploaderのUI改善を行いました(プログラム実行ジョブ)
- 任意の接続先のファイル&フォルダ操作をCSA Data Uploader経由で行える「エクスプローラ」機能をリリースしました
CSA Data Uploaderは1ヶ月間のトライアル利用が可能となっています。興味をお持ち頂いた方は是非無料版ダウンロードページからインストーラを入手頂き、お試し頂けますと幸いです。